2010年06月16日

だから出版不況なんだってば その1

NHKの連ドラで久々に視聴率20%を超える「ゲゲゲの女房」。
水木マンガを愛するあまり零細出版社を立ち上げた売れない漫画家が
こんな台詞を言っていました。

「取次ぎからの返本が5割近く、このままでは『悪魔くん』は打ち切りです。
 もっとうちに資金力があればいいんですが…」

書店や出版業界に遠いには「なんのこっちゃい」な内容なんですが
これって、売れると思ってたくさん作った本を取次会社経由で書店さんに置いたけど
売れなくて半分近くが送り返されてきた、ということ。
小さな出版社がまともにやると必ず失敗する、と
いろんなところで耳にする、「恐怖の返本」です。

でも、そんなことより、私がこの台詞で驚いたのは、
「ええええー! 出版業界って、50年近くも昔からおんなじ問題を抱えたままなんやぁ〜!」

大企業の企業方針や業務内容だって
10年前と今ではすっかり変わってるし、
流通革命なんて、特にこの10年の経済産業界では普通に行われてきたこと。
プロモーションや広告に携わってきた中で感じるのは、
同じ仕組みのままで長く栄え続けるなんて幻想で、そんなの実際にはほとんどない、ということです。

「大阪の出版界はもうだめです」と言う台詞も
ゲゲゲの中で何度か耳にしました。
もうだめって…こーんなに昔からずーっと言われてるんやぁ…。
これってもしかして
資本勝負型の大手出版流通のビジネスモデルが
大阪人の創意工夫好きな商売人型ビジネスモデルに合ってないからではないんでしょうか。

posted by マッキー@組立通信LLC. at 12:14| Comment(0) | 編集室のつぶやき | 更新情報をチェックする

2010年06月15日

ズームイン!!SUPERに「キュッと曲がって90°!」が登場します

明日、2010年6月16日水曜日の「ズームイン!!SUPER」(月曜日〜金曜日 5:20〜8:00放送)に「キュッと曲がって90度!〜関西オノマトペ用例集〜」が登場します。
オノマトペのコーナーは、7時25分ごろから放映予定だそうです。

「ズームイン!!SUPER」といえば、日テレの朝の人気情報番組。
関西オノマトペが全国区で紹介されるのは
ほんとうにうれしいですね〜!!

posted by マッキー@組立通信LLC. at 20:56| Comment(0) | キュッと曲がって90°! | 更新情報をチェックする

「読み心地」を作るお仕事

南大阪の情報誌「フェリエ」がさきほど無事出稿へ。
創刊からみっちりと関らせていただいておりますが、
このたび32号めにして全面リニューアル。

しかし、なんとも心臓に悪い2日間でした。。。

表紙はこれまで全面写真でしたが、
リニューアルということで変更に。
これが、何をやっても、しっくりこないのですよ。


フェリエ表紙_1896.jpg

おまけにこれまでの表紙が好評すぎて
毎月の読者アンケートに励まされていただけに
プレッシャーも大きく…。

リニューアルにあたり、クライアントであるニワダニネットワークシステム鰍フ制作部隊の皆さんも本当にがんばってくださいました。
もう3年目と言うことで、こまごまねちねちした指示はせず
「良いと思うように作ってみる」やり方で、みんなが試行錯誤。

その中ページの書体が変わったとたん、「合わない〜!」

キャッチの書体一つでメディアの雰囲気が変わる、
文字のチカラを思い知った2日間でした。
そもそもフリーペーパーなので
そんなにこだわっていては、いけないのかもしれません。
表紙と中身がちがう、広告との釣り合いが悪い、なんてことは
商業デザイン的にはままあることだから。

でも、商業デザイン的には許せても
一読者としては、許せない。読み心地が悪いと、そもそも読む気がしない。

すっかりエネルギーを放電した2日間でした〜。
posted by マッキー@組立通信LLC. at 20:20| Comment(0) | 編集室のつぶやき | 更新情報をチェックする

2010年06月13日

どうしたかったのやら、なんか微妙なリニューアル…

夕方の阪神百貨店のワイン売り場に寄ったら、
改装前の1万本大放出フェア中で、試飲で薦められたワインが大当たり〜♪
でも、レジ前にはありえないほどの長蛇の列が…。

手にしたワインをそっと棚に戻し、阪急百貨店へと移動することにしました。

うめだ阪急のワイン売場へ行くのは、
リニューアルで一階に移動してから初めてのこと。
阪神より売場はぜんぜん狭いけれど、ほどよく空いていて
これならば待たなくて良さそう、と気を取り直して選びなおすことにしました。

ところがこれが「オペレーション、悪い〜!」
まず一人のお客さんへの接客時間がねっちり長い。長すぎる。
その上、試飲からレジでの支払いが終わるまで、なんでかワインアドバイザーがつきっきり。
やっと戻ってきたと思ったら、
待っている私たちそっちのけで、今度は何やらメモをしたりの事務作業…。
そう混んでもいない売り場なのに、愛想の笑顔があるわけでもなく
だんだん買う気がしぼんでしまって、結局、成城石井へと場所を移しました。

改装してからの阪急は残念なことが多い。
昇るも降りるもいまいち残念なエスカレーターからの景色もさることながら
(あ、あれステキ!と目に留まることがなくなった)
動線とか接客とか会話とか、いろんな面で「もう、ええわ」となってしまうことが多い。
気のせいかと思っていたら、同じような意見を友人母娘も言っていました。

カード社会&会員社会のせいもありますが
たかだか食材ひとつ買うだけなのに、
販売する人が言わないといけないのであろう営業トークも長すぎる〜。

短期集中接客で「決める」ことに問題はないのに、レジ周りが微妙で待たされる阪神と、
接客とレジの住み分けがなくて、接客が長すぎて待たされる阪急と。
そもそも自分の売場で買ってみたこと、あるんだろーか、
「何かを買う気で来ている」人々のどこを見てるんだろーか、と
かなり疲れて帰ってきたのでした。
posted by マッキー@組立通信LLC. at 17:50| Comment(0) | マッキー禅問答 | 更新情報をチェックする

2010年06月12日

配達しない理由

天五中崎通商店街のご近所さんである
青空書房の名物店主・坂本さんは、本の配達をしません。
いいお年だからしないのではなくて
「配達は、しない」と決めたから、配達しないのだそうです。

なぜなら、買いにきた人は「ありがとう」と言って帰っていくけれど
持って行ったらとたんに業者扱いされてしまう、
そのエラそうな態度を受けるのがイヤだから。

どんなにわずかでも、出向いていってお金をいただいたら
業者扱いされる瞬間がある。

しなくていい体験はしなくていい、見たくないものは、見なくていい。
「欲しかったら、取りに来るでしょ」といたずらな目で笑う坂本さんは
「人間のあさましさ」という表現を使われていました。

posted by マッキー@組立通信LLC. at 17:13| Comment(0) | マッキー禅問答 | 更新情報をチェックする

2010年06月11日

デザインってわかれへん〜!

最新版、町工場のおやじ本POP。
なんだかバナーみたいですね、リンクしたい方はどうぞ〜。ひらめき

メグルバナー.jpg

この電気自動車Meguruが完成するまでを放映した
「バンキシャ!」や「ニュースBIZ」をご覧になった方のなかには
ヤラセ? 台本あるんちゃう? と思った方もいたようで…。
ところが映像は全部、本当に起こった事の記録です。

この小さな町工場の電気自動車プロジェクトが新聞やニュースで流れるたび
「中小企業ってヒマなんですかね」とか
「電気自動車なんて誰でも簡単に作れるのになんでこんなに話題なの」とかいう声を耳にしました。
確かにそうなんです。
「電気自動車はガソリン車の部品の1/3しかないから簡単に作れる」。
「そんなに大変な技術が必要なわけではない」。
本や新聞やニュースで言われていることは事実で
同じことを言う人は多いです。

でも「誰にでも作れるで」と言う人の中で
実際に自分で作ってみたという人は、ほとんどいないのですよ。

「自社ブランドの開発」も同じ。
勉強会や講演会に参加する社長さんはあんなに多いのに
実際に開発に取り組んだ人はごく一部。
おもしろいことが大好きな大阪人でも、
ほとんどの方は、行動しないで「思うだけ」です。
だから、話題になるんですね。

「これからはカワイイデザインやないとアカンで」
そう言った小倉さんは今でも
「デザインってやっぱりわからへん〜!」と言います。
だから面白い。七転八倒して、すんなりいかないから面白い。

思いついたことをやってみる、
「やる」と決めて行動を起こしてみる。
そのパワーにスピードが重なった時
初めて強いエネルギーになると思うのです。
posted by マッキー@組立通信LLC. at 07:00| Comment(0) | 町工場のおやじ、電気自動車に挑む 出版日記 | 更新情報をチェックする
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