2010年06月24日

プロの領域…愛でしょ、愛!!!

「ライターなんて、誰にでもなれますよ」と
クライアントの前で吐いたライターがいた。
「たいした仕事じゃないですから。締切はキツイですけど」

それは、どう前向きに受け取っても謙遜とは思えなかった。
どうしてわざわざ自分の仕事を貶めるような発言をするのだ、
締切がキツイ、それだけは事実だけれど、
締切があるから「仕事」なんじゃないですかっ。

ほほほほほー、いったいどんな原稿が上がってくるのかと思ったら
確かに「誰にでも書ける」原稿で…
即、書き直し〜〜! キャーッ!!


結局、何度も書き直しを依頼して
ついに「これだけの文字数でとても書けません」と泣きが入り
とうとう引き上げて
文案作家の福氏にイタコを呼んでもらい、原形をとどめないぐらい、書き換えた。
あとでそのページが彼の「代表作」としてネットに上がっているのを発見して
カサカサ乾いた味気ない風が吹いた。

ハードな制作中、薄ぼけ〜たテンションに陥ったら
彼の発言を思い出して建て直しを図るようにしている。

でも、確かにライターって、
誰にでもなれるか、と聞かれたら、誰にでもなれる。
ただし、絶対必要なものがある。
それは「愛」だ。
人に関わる仕事なのだから
愛がなくて文章なんて作れない。言葉なんて大切に使えない。


編集者、ライター、デザイナー、いろんな言葉で自分の職業をを語ってきたけれど、
「もっとほかにいいネーミングがあるはず」と悩んでくださったのは
『町工場のおやじ、電気自動車に挑む』の著者、淀川製作所の小倉さんでした。
「クリエイティブな仕事やねんから…」と。

クリエイティブ、
なんてわかりにくいものを職業にしているんでしょうね。
posted by マッキー@組立通信LLC. at 07:00| Comment(0) | 町工場のおやじ、電気自動車に挑む 出版日記 | 更新情報をチェックする
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