2011年12月13日

楽しいオシゴト番外編 働くことは…

「久々に人間らしく暮らしてきました」と
海外赴任から帰ってきた方に聞きました。
そこは、娯楽施設はほとんどないし
テレビはつまらないし
お洒落なものも売ってないし
デパートもスーパーも街にひとつぐらいしかない、
田舎町だったそうです。

でも
山があって緑があって雪があって空があって湖があって
パンがあって牛乳があってチーズがあって羊がいて
誰もがいつでもハイジになれる。
毎朝、外で息をするだけで楽しくて
魂が喜ぶような日々だった、と。

終業のチャイムとともに
ほぼ全員が家路に向かい、
日中には
街のほとんどのアパートメントで共同使用という
洗濯機を使うために、一時帰宅をする。
「残業になるのは人手が足りないからだ」と
すぐ人が回されて改善されるのだそうです。

週末には会社の誰かの家で
ささやかなホームパーティーがあり
みんなが家族やパートナーのことを知っている。
それでもぜんぜん
息が詰まることはなく、むしろ心丈夫だっだとか。
「なんにもない」街の人々が持っているもの、
それは、
比べたり妬んだり羨んだり
できないものなのでしょう。

何のために働いて
毎日を忙しく過ごしているのか、
生きている実感さえ忘れている日もあるけれど、

穏やかに働ける社会をほとんど知らない私には
「何にもない幸せ」こそ素敵な社会かも、と思えてしまう
スイスの田舎町のみやげ話でした。

posted by マッキー@組立通信LLC. at 19:05| マッキー禅問答 | 更新情報をチェックする
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